明けましておめでとうございます。本年も宮前区医師会をどうか宜しくお願いします。
さて、高齢化が進む日本では、病気の治療も重要ですが、病気の発生を未然に防いだり、早期に発見する予防医学が重要です。
これには生活習慣の改善や、予防接種などで病気になるのを防ぐ一次予防、健康診断などで病気を早期に見つける二次予防、病気になった後のリハビリや再発予防を行なう三次予防があります。
これら予防医学については、皆様方と我々開業医が協力し合って行なうことが最も有効ではないかと考えます。
早期発見に関しては川崎市でも年齢に応じて様々な診査を行っています。小児では乳幼児健康診査を実施しています。成人では、生活習慣病に対する特定健康診査・後期高齢者健康診査や骨粗鬆症健診、癌検診(肺癌、胃癌、大腸癌、乳癌、子宮癌)などを行なっています。
しかし残念ながら、川崎市では他の自治体に比べて成人の受診率が低いのが現状です。病気の早期発見の為にも是非ご活用ください。
今後とも、我々開業医は地域に根ざした医療機関として、皆様が病気になった時はもちろん、病気を予防することにも力を入れて行きたいと思います。
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