川崎市議会の傍聴席に、審議の発言を文字情報で同時に表示するモニターが登場した。2月から3月に行われた第1回定例会から導入されたのはAI(人工知能)による音声認識システム。市議会局によれば、傍聴席で発言内容が即座に確認できる機器の設置は全国的に例がないという。
川崎市議会は半年ほど前から聴覚障害者や聴き取りが難しい人にも傍聴しやすい環境を目指し、検討を開始。機器の選定に加え、「最幸のまち」「キングスカイフロント」といった市独自の単語や市内の駅名、施設名を議会局職員が事前登録するなどして今定例会での導入に至った。
議会局職員は「文字の誤変換はあるが、AIの学習機能で今後改善されていく」と話している。
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