「地域の活動に興味はあるけれど一歩踏み出せない」という人のために、住民が案内役「市民コンシェルジュ」となって活動団体などを紹介する場が6月27日(木)と28日(金)、宮前市民館に設けられる。主催団体の川西和子さん(67)は「市民館では市内初の試み。今回は試行だが、市民が市民の力を盛り上げたい」と意気込む。
主催は川崎市社会教育委員会議宮前市民館専門部会で、川西さんは部会長を務める。同会は市民館の諮問機関的な役割を担い、2年毎にテーマを設定し調査研究。市民館は鷺沼駅前への移転を控えており、今期(2018年度〜19年度)は、「都市型公民館のあり方」をテーマに活動している。
「地域で何かしたいけれど1人では分からない。宮前市民館の玄関口は2階にあるが、事務所が3階で分かりにくい。行政は敷居も高い」と川西さん。そこで「ウェルカム感を出したい」と今回の企画を立ち上げた。
案内役「市民コンシェルジュ」を務めるのは、市民館のロビーで6年前からコミュニティカフェ「Cafeみやまえ」を実施しているメンバー。地域の活動に参加している「先輩市民」が相談に対応する。会場には市民活動団体のチラシやパンフレット、宮前区が作成した市民活動の相関図なども用意するという。
川西さんは「『やりたいこと』『仲間』『居場所』を見つけるお手伝いをしたい。地域デビューの楽しさを伝えられたら」と話す。
また、当日は活動をアピールしたい、新しい仲間を募集しているというグループのチラシや作品の持ち寄りも歓迎とのこと。カフェも併設する。
会場は2階ロビーで、27日・28日とも時間は午前11時〜午後2時。
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