宮前区内最大規模の「さぎ沼商店会」の会長が5月13日付で交代。8年間務めた築野千明さん(77)から、菅原一夫さん(60)にバトンが引き継がれた。駅前再編整備などを控える中で同商店会が目指す姿について、新旧会長に話を聞いた。
新会長・菅原一夫さん会員一丸で一層の発展を
加盟店100店を超えるさぎ沼商店会の新会長に5月13日付で就任した。「築野前会長をはじめ、会員が積み上げてきたことを引き継ぎ、より一層発展していけるよう盛り上げていきたい」と抱負を語る。
駅前再編整備を商店会や街の活性化の好機と捉えつつも、工期中の街の変化への対応を模索している。
「2021年度から約10年間は駅周辺の工事が続く。その間、街に足を運んでもらうには商店会として何ができるか。会員で話し合い、考えていく」と話す。時代や街、ニーズの変化に合わせて対応するという。
「商店街の活性化が街の活性化にも繋がる。一丸となり手を合わせて取り組んでいく」
前会長・築野千明さん「街のために」活性化に尽力
「みんながついてきてくれたおかげ」と笑顔で話す。4期8年の任期を務め上げ、次代に襷を繋いだ。先月30日の慰労会には異動で職場が鷺沼から離れた人も集った。
「街を良くすることが商店会活性に繋がる」と使命感を持って取り組んできた。恒例行事のさくらまつりや秋祭り、まちゼミの実施に大きく尽力。防犯カメラ設置や街路樹の整備などにおいても各機関と交渉を進め、安全安心の街づくりを進めてきた。「なにが街のためになるか」、その一心だったという。
今後は相談役兼再開発担当として、これまで培った人脈を活かしながら街や商店会のために尽力する。「多世代が安心して暮らせる街に。その想いは変わらない」
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