東日本大震災の被災者らが入居する宮崎台の公務員宿舎で開かれていた支援拠点「ひまわりサロン」。入居者が減ったことに伴い、今年1月に解散という形となったが、現在も支援は続いている。
先月26日、「旧・ひまわりサロン」に集まった震災避難者らにうな重が届けられた。
これは区内犬蔵に本社を置くタケダ株式会社の佐藤睦朗会長(川崎宮前ロータリークラブ所属)が「季節のイベントを通して少しでも喜んでほしい」と毎年、土用の丑の日に合わせて寄贈しているもの。今年7年目を迎えた。
福島県大熊町から避難してきた藤盛洋子さん(78)は「毎年楽しみにしている。解散後にみんなで集まる機会にもなって嬉しい」と笑顔。
サロン運営に携わってきた目代由美子さんは「忘れないことが一番の支援。こうして毎年継続していただけるのは本当にありがたい」と話した。
宮前区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|