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宮崎台 地域がつながる食堂開店 大学生が企画・運営

社会

掲載号:2019年8月30日号

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シェフを務めた横山紗亜耶さん
シェフを務めた横山紗亜耶さん

 地元の大学生が企画・運営する「放課後食堂」が宮崎台で始動した。月1回程度、不定期に開く店で、初回は8月23日に開店。独りで食事をする「孤食」を減らし、地域のつながりを生み出すことが主な狙いだ。若者応援や地産地消などにも取り組む。

「孤食」から「共食」へ

 「放課後食堂」を企画・運営し、シェフを務めたのは宮前平在住で上智大学4年生の横山紗亜耶(さあや)さん(21)だ。

 中学生の頃から福祉に興味があったという横山さんは、大学で社会福祉を専攻。「福祉には食事が重要」と高校時代に調理師免許を取得し、グループホームの非常勤職員として仕事を続けている。

 横山さんは「地域に根付いていない人もいる。せめて食べる瞬間くらい1人ではない場を提供したい。みんなすごく忙しくて、私も『つながっていない人』に共感しちゃう。暇じゃない人がつながれる場をデザインできたら」と放課後食堂への想いを語る。

 主催は、宮崎台駅周辺の活性化に取り組む市民団体「DT12プロジェクト」。同団体の奥津茂樹さんは「このまちにはタレントがたくさんいる。そういう人が活躍できる場がつくれれば面白い。若い子たちのたまり場になってほしい」と話す。

若者にゴチ飯

 放課後食堂の名の通り、店は夕方に開店。手づくりのアットホームな雰囲気だ。メニューは定食や小鉢、ドリンク類だが、価格設定がユニーク。定食は通常1000円、大学生までの学割500円、そしてゴチ飯1500円という価格がある。ゴチ飯は学生へのスポンサー価格。「若者を応援してもらいたい」との気持ちが込められている。23日に来店した3人組の大学生グループは「恐縮しちゃうけどありがたい。私たちにも何かできることがあれば」と話していた。

 地産地消も放課後食堂の目的の1つ。この日の定食に登場した豚の生姜焼きの調味料や味噌汁の味噌は地元から調達したもの。ゆくゆくは野菜も地元産の物を使いたい、としている。

 会場はPlusカフェ(宮崎2の7の24秋田屋ビル2階・フォトスタジオ)で、次回は9月20日に開店予定。午後5時〜9時(ラストオーダー8時半)。情報はDT12プロジェクトのウエブサイトに掲出。

豚の生姜焼き
豚の生姜焼き

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