川崎市内では、12日に多摩川が氾濫し、武蔵小杉駅周辺は一部冠水、全国でも多くの爪痕を残した台風19号。宮前区内では目立った被害は見られなかった(10月14日午前10時時点)。
警戒レベル4
宮前消防署によると、区内の出動件数は30件。うち倒木5件、工事現場の法面の土砂崩れや、路上脇の石垣が崩れたものなど。高津区溝口では浸水により1人が死亡。軽傷者は市内で6人あったが、区内でのけが人などの人的被害は0件だった。
市では災害対策本部を12日午後11時に設置。川崎区・幸区・多摩区・中原区・高津区では、警戒レベル4の避難勧告(洪水)が発令されたが、宮前区と麻生区は同レベルの土砂災害避難勧告のみ発令された。
区内では小中学校20カ所を避難所として開設し、延べ480人が避難。市全体では156カ所の避難所が開設され、延べ1万4900人が避難した。
一部で停電
停電は市内約5300戸で発生。宮前区の一部では13日午後6時6分頃から停電が発生し、7時42分に復旧した。高津区ではガス障害が154軒発生した。
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