野川神明社(野川本町3の10の1)で「天皇陛下御大典奉祝事業」として今年度、進めてきた境内整備事業が完了。地元の悲願だった道路付け替え工事が実現し、15日には記念式典がJAセレサ本店で執り行われた。
式典には氏子、関係者ら約200人が参集。事業の完了を盛大に祝った。式典の前には伝統衣装を身にまとった地元の子どもたちによるお稚児行列も行われた。その後、社殿にて竣功奉祝祭が厳かな雰囲気の中、斎行された。
20年来の懸案4年越しで実現
野川神明社は野川全町の鎮守として平成12年に新社殿を竣功し、28年には大鳥居を建立するなど発展を続けてきた。
一方、神社に接する市道の道幅が狭く、参拝のしにくさが20年来の氏子らの懸案事項だった。3年前から課題解決に向けて動き出し、約4年の時を経て一大慶事である天皇陛下御大典の年に道路付け替え工事と玉垣新設、境内各所の整備を実施。地域の力を結集しての一大事業となった。
整備後は市道の入り口から本殿までが直線となり、より参拝がしやすくなった。正面右側にはスロープも設置。バリアフリー化により高齢者や親子連れも訪れやすくなった。実行委員長の松井一夫総代長は「地域の皆さまのご協力のおかげ。長い年月がかかったが、この日を迎えられて嬉しい」と感謝を述べた。
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