鷺沼駅前再開発 「住民への丁寧な説明を」環境審議会会長が提言 川崎市議会議員 石川けんじ
2020年、宮前区での大きな課題のひとつは、鷺沼駅前の再開発計画です。川崎市は昨年3月に区役所・市民館・図書館の鷺沼駅前への移転計画を発表し、現在、環境影響評価の手続きが行われています。市民館・図書館を含む駅前街区は2021年度、区役所を含む北街区は2025年度に着工の予定です。146m37階建て(駅前街区)と92m20階建て(北街区)、合わせた住宅戸数は530戸と超高層マンションです。
しかし、建物の全体像、市民館や図書館、区役所はどのようになるのか、また、移転整備費用はいくらかなど、住民の疑問に答える説明会は、一度も行われていません。こうした中、環境評価審議会の柳会長は、10月23日と12月3日に行われた環境影響評価審議会において、2度にわたり「できるだけ住民の方々へ丁寧に説明し、今後の手続きを進めてほしい」と異例の発言を行いました。条例で定めた説明会をするだけでよいとしてきた事業者や市に、さらなる住民説明を求めたものです。「情報公開」と「議論の保障」は「住民参加」の基本です。「超高層マンションはいらない」「なぜ、区役所などを移転するのかわからない」などの疑問の声は多数あります。超高層のマンション計画については再開発準備組合が、区役所等移転問題では川崎市が説明責任を果たさなければなりません。川崎市も準備組合も区民説明会を開き、住民参加を保障すべきです。
石川けんじ
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4月19日
4月12日