東日本大震災により、宮前区内に避難している人たちに2月3日、恵方巻が届けられた。
川崎宮前ロータリークラブに所属する、タケダ株式会社=犬蔵=の佐藤睦朗会長から、宮前中央地区社会福祉協議会を通して寄贈されたもの。「区内に避難してこられた方に、季節の楽しみを感じてくれれば」と、毎年節分に恵方巻を、夏にはうなぎの寄贈を続けており、今年で8年目を数える。
福島県広野町から避難してきた60代男性は「当初は数多くいた避難者も少なくなったが、ここで会うことができるのがうれしい。交流の場にもなっている。毎年ありがたい」と話した。
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