市町村対抗「かながわ駅伝」競走大会が2月9日に行われ、向丘中学校出身の山田俊輝さん(橘高校3年)が5区で力走し、川崎市チームが総合2位に輝いた。
同駅伝は、秦野市カルチャーパークをスタートし伊勢原市、厚木市を経て、相模原市の県立相模湖公園までの51・5Km7区を、中学生以上の男女で襷を繋ぐ。川崎市チームは昨年優勝しており、連覇を目標に臨んだ。
山田さんは、昨夏のインターハイで、専門とする1500mで3位に輝く結果を残している。3年前にも同駅伝に出場し、同じく2位に輝いている。
当日川崎市チームはスタートから首位をキープしていたが、山田さんが襷を受け取る直前で抜かれ、2位で襷を受け取った。今回走ったのは5区の7・2Km。「序盤を押さえて残り2Kmで勝負に出よう」とレースを組んでいた。しかしひたすらに続く上り坂と向かい風に苦しめられ「結局、足が残っていなかった」と振り返るが、23分24秒区間3位の走りを見せ、2位のまま襷を託した。
川崎市チームは引き続き力走し2位となった。山田さんは「連覇できなかったのは悔しい。ただ、走る楽しさを再確認させてくれるのが川崎チーム。とにかく楽しかった。機会があればまた走りたい」と笑顔で大会を振り返った。
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