VOL.38 「市民(あなた)の視点」で市政改革!!令和2年度予算案を読み解く! 川崎市議会議員 浅野文直
2月17日に開会した議会に新年度予算が提案され審議に入りました。今回も史上最大規模を更新しています。
経過●人口増に伴い個人市民税、固・都税は増収だが法人市民税が落ち込み市税収入はマイナス。ふるさと納税による市税流出額は63億円も見込まれる。子育て支援策や高齢社会対策は増加の一途。市役所本庁舎建替えや災害対応など投資的経費も増加。
注目★これまでも指摘を続けている減債基金からの借り入れ(実質赤字運営の証)を今回も120億円見込み、借入総額は667億円に達する。これは本来、未来の市民の税金を今の市民のために使い果たす形であり、健全といえない。
対策☆ビルドではなく、スクラップするものを正直に市民に示さねばならない。出資法人等補助金行政の統廃合をはじめ行財政改革の断行。行政財産の有効活用。滞納者への議会承認を省いた提訴の迅速化等。
議会◯議会を含めたスリム化はもちろん、行政側から発案できぬならばゴミ収集の民営化など議会側からの提案でリードせねばならない。
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3月15日
3月8日