今年に開催予定の2020年東京オリンピック・パラリンピックを見据え、2月26日に公共交通機関と宮前警察署による、合同テロ対応訓練が川崎市交通局自動車部鷲ヶ峰営業所=菅生ケ丘=で行われた。
公共交通機関である路線バスに対する爆発物テロ事案が発生したと想定して行われた。走行中の路線バス内でタイマー音のする不審物が発見され警察に連絡。急遽乗客を降車させると、防護服に身を包んだ第二機動隊爆発物処理班が不審物を検査し撤去。特殊車両で搬送車へ運んだ。
熊田嘉範署長は「イスラム過激派には、テロの標的と明言されている。有事の際に的確に動けるよう、また未然に防げるよう、警戒強化・環境整備し、繰り返し訓練を行っていきたい」と話した。同営業所の酒井光雄所長は「高い意識を持ち、日々の訓練が重要だと改めて認識した。警察など関係各所と連携し、安心安全を守っていく」と話した。
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