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等覚院、25年ぶりに閉門 ツツジ見頃も自粛呼びかけ

文化

掲載号:2020年4月24日号

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開花し始めたツツジと閉められた山門
開花し始めたツツジと閉められた山門

 通称ツツジ寺と呼ばれ、見頃を迎えると多くの人でにぎわう等覚院(神木本町)が、25年ぶりに山門を閉鎖することを決めた。政府の外出自粛要請を受けた対応で、中島光信副住職は「感染拡大防止のために参拝自粛のご協力をお願いしたい」と話す。

 境内には平戸ツツジやオオムラサキツツジなど多様な種類のツツジが約2000株植えられている。見頃を迎える4月下旬から5月の大型連休にかけて毎年、区内はもちろん、海外からも大勢の参拝者が訪れる。

 今年も4月中旬から徐々に咲き始めたが、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、満開シーズンに入った先週末から山門を閉めて参拝自粛を呼び掛けている。

 同寺は宮前区内の名所のひとつとして観光客も多いことから、25年程前から山門を開放して参拝者を迎えていた。しかし、今年は政府が呼び掛ける「3密」の密接、密集の危険性が高まると判断し、閉門することを決めた。

 すでに同寺ウェブサイトなどで自粛の呼びかけを行っているが、注意喚起が行き届いていないのが現状だという。中島副住職は「1年間かけて丹精込めて育ててきた花を見ていただけないのはつらいですが、来年こそお参りに行こうと励みにしていただきたい」と先を見据える。毎年ツツジの花見に訪れるという近隣住民は「楽しみにしていたがこの状況なので仕方がない」と話す。

オンラインで説法

 同寺は、ツツジの季節に合わせて本堂前でおこなう「花説法」を今年はオンライン上で公開予定。さらに、コロナウイルス早期収束に特化した特別祈願も配信する。中島副住職は「寒い冬を耐え、きれいに開花する花と同様、今は忍耐のとき。この間にしっかり充電してコロナ後を迎えたい」と話した。

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