川崎市はこのほど新型コロナウイルスの影響で売り上げが大幅に減少している市内の飲食店や生活関連サービスなどへの支援策として「川崎じもと応援券」を発行すると発表した。30%のプレミアム付き商品券で1冊1万3000円を1万円で販売する。
国から支給される10万円の特別定額給付金の一部で同券を購入し、地元飲食店などを利用することで、地域経済の下支えをしてもらいたい考えだ。
利用対象は市内の従業員数100人以下の小売店、宿泊施設、飲食店などで、家電量販店や大手スーパーは対象外。市は今後、4千から5千店舗を目標に参加店を募集する。
商品券の購入対象者は市内在住・在勤・在学の人で、1人5冊まで購入でき、先着87万冊を発行する。発売時期、販売店舗などについては、特別定額給付金の申請書類を郵送する際に、案内を同封する予定。
市は発行総額113億円のうち負担する約26億円のプレミアム分と事務費約4億円の計30億円を補正予算案に計上した。13日からの市議会臨時会で可決される見通し。
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