6月の川崎市内のマイナンバーカード(個人番号カード)の交付数は1万3980枚で、前年同月(3949枚)の3・5倍に上ることがわかった。4月は約5千枚、5月は6600枚以上と毎月増加している。
申請から交付までには現在1カ月から2カ月ほどかかる。市戸籍住民サービス課によると、6月に交付したカードは4、5月に申請されたものがほとんどだという。申請数は、4月が1万2457件、5月は2万9469件、6月は1万7528件で、3カ月間で約6万件だった。
同課担当者は「以前の申請数は1カ月で5000件ほどだったが、特別定額給付金が決まりマイナンバーカードで申請できることが発表されてから一気に申請数が増え、交付に時間がかかっている」と話す。
マイナポイントの関心も
9月1日からマイナンバーカードとキャッシュレス決済を活用した購入またはチャージで、最大5000円分のポイントが還元される「マイナポイント」が開始する。6月の申請数が1万件を超えるのも「最近は、マイナポイントに関する問合せが多く、関心が高いのでは」と同担当者は話している。
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