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熱中症緊急搬送 過半数が高齢者 自覚ない重症化に警鐘

社会

掲載号:2020年9月11日号

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 全国各地で猛暑が続く中、今年5月1日から8月23日までの間に熱中症により救急搬送されたのは川崎市内で312人、宮前区内で29人(速報値)だった。そのうち65歳以上75歳未満は44人、75歳以上は125人で65歳以上の高齢者が54・2%と過半数を占めている。熱中症による救急搬送数は現状、昨年に比べ抑えられているが市消防局の職員は「今年は梅雨が長く気温の低い日が続いた。8月から急に暑くなっているため、体が順応できず体調を崩す危険が高い」と危惧する。

 症状の度合いを見ると、応急処置で対応できる軽症者が185人、病院への搬送を要する中等症者が120人、入院や集中治療の必要がある重傷者が7人で死亡者はゼロ。重症者のほとんどが50歳以上で、高齢者は自覚がないまま熱中症になる危険があり若者に比べ重症化しやすいという。

 時間帯別では午前11時台が最も多く34人、次いで午後1時台が32人、午後2時台が31人と昼時に多い。場所別では屋外が192人、屋内が112人で同局職員は「高齢者は特にエアコンが苦手だという人が多い。しかし室内での熱中症も多く発生しているため使用を強く推奨する」と話す。

 市は熱中症予防としてこまめな水分補給や室温が28度を超えないようにエアコンを活用すること、ゆったりとした服装や日傘、帽子の着用を挙げ「倦怠感が強く動けないときや意識がはっきりしないときはためらわず救急車を呼んでほしい」と呼びかける。

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