川崎市教育委員会は10月12日(月)から、市立学校に「自動音声メッセージ機能付電話」を導入する。対象は中学校52校とはるひ野小学校(麻生区)。小学校113校と特別支援学校4校は昨年度導入済み。
同日から設定を開始し、勤務時間外は「改めて電話をおかけ直しください」といった内容の自動メッセージが流れる。伝言を残すことはできない。行事などの際は設定時間を変更し、連絡体制を確保するという。
働き方改革の一環
市教委が2017年度に実施した勤務実態調査では、中学校教諭の1日あたりの学内での平均勤務時間は11時間23分にのぼった。
市教委は昨年2月に「教職員の働き方・仕事の進め方改革の方針」を策定。下校後の打ち合わせや担当業務の効率化などを図っている。
方針では「学校における業務改善・支援体制の整備」として、留守番電話の設置を取り組み項目に示している。授業準備を行う時間の確保や、教職員が勤務に対して一定の区切りをつけるきっかけとして活用していくという。
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