川崎市は9月18日、鷺沼駅周辺再編整備に関する「ネット質問フォーム」に8月末までに寄せられた質問に対する見解をウェブ上で公表した。市は民間事業者による再開発に合わせて「新宮前市民館・図書館・区役所の移転整備」「現在の区役所などの施設や用地の活用」「向丘出張所の機能のあり方」などについて検討を進めている。市民からの質問の機会を創出しようと、7月27日から9月30日まで、ウェブで受け付けた。
寄せられた質問には、現区役所等の用地活用について「公共機能が移転しても周辺地域にとって魅力ある拠点が誕生する未来図を示してほしい」といった意見があった。これに対し、市は2022年度の「(仮称)宮前区役所等施設・用地の活用に関する基本方針」策定に向け、庁内横断的な取り組みを進めていると回答。加えて、検討にあたっては市民参加の機会を確保するという見解を示した。
質問の募集に関する周知は、7月末に実施した都市計画素案説明会や市ウェブサイト、9月1日号の市政だより宮前区版で行ったが、8月31日までに寄せられた質問は2通3件にとどまった。市担当者は「8月は市政だよりで周知ができなかったため、件数が少ない」と分析。9月分は現在取りまとめ中で、10月中を目途に見解を公表予定。
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