馬絹在住の色鉛筆画家・今福優子さん(49)が、広島県で12月10日から16日まで開催される投票型の展覧会「アート関ヶ原 安芸冬の陣」に、武蔵の国代表として”参戦”することが決定。期間中は全国11人の作家が東西に分かれ、アート合戦を繰り広げる。新型コロナ対策として動画配信も実施される。
この展覧会は、昨年行われた「ご当地」「アート」「参加型」を取り入れた美術の祭典の第2弾。全国のアーティストを出身地別に東軍・西軍に分け、その勝敗を来場者の投票で決めるというゲーム性が好評を博した。今年は「安芸冬の陣」と題し広島県の百貨店で開催される。
今福さんは女性、花、蝶をモチーフとして女性の美しさをテーマに制作しており、都内のギャラリーや公募展、海外のアートフェアで作品を発表している。「川崎に住んで23年、近所には桜並木もあり落ち着いた住環境。この心地よさから、なかなか離れられずにいる」と語る。展覧会には「花と蝶のアレンジメント」など10点を出品予定。「美しい花と蝶をまとった女性、蝶は『再生・復活』の象徴でもある。新たな生活スタイルでミライに向けて再生していくという意味も込めた」。広島開催にあたり、熊野筆をモチーフにした作品も準備しているという。
主催者は「およそ150点を展示する。各々が郷土愛を胸に制作し、この戦場にやってくる」と話す。会場では常時アーティストが作品を解説。来場者全員に1票の投票権が与えられる。会場の様子は動画配信サイトでも閲覧可能。
宮前区版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|