川崎北高校(柴田功校長)で16日、金融経済教育セミナーが開催された。2022年から18歳も保護者の許可なしにローンやクレジットを結ぶことができるようになることを受け、民間から講師を招いて生徒に金融知識を身に付けてもらう狙いだ。
セミナーはSMBCコンシューマーファイナンス(株)から講師を招き、同校3年の354人を対象に行われた。民法の一部改正後は、未成年者の契約の取消権について18歳を理由に取り消せなくなる。生徒らはローンやクレジットの仕組みやメリット・デメリット、個人信用情報機関の種類や役割などについて学んだ。同社担当者は「若者を狙った悪徳商法や詐欺を防ぐためにも、正しい知識を身に付けることが重要」と呼びかけた。生徒は「まだ実感はわかないが、かみ砕いて説明してくれた」と感想を話した。
同社は金融リテラシー向上のため、全国で金融経済教育に取り組んでおり、今年で10年目となり、延べ100万人超が受講している。全体的に学生が多く、その7割が高校生だという。
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