大前寿々菜さん(野川小5年)=ユニサイクルのがわ(和田千明代表)所属=が、12月6日に映像審査で行われた全日本一輪車競技大会ソロ演技部門女子小学5年生の部で優勝、念願のソロ日本一に輝いた。
一昨年は団体で優勝、昨年は総合優勝と活躍してきた大前さん、ソロでの優勝は経験なく、初の栄冠に「うれしい」と満面の笑みを見せた。コロナ下で大会がほぼ中止となる中、同大会は映像審査で開催され、密を避けるため今年は団体戦は行われなかった。大前さんは「一人での練習はさみしいけれど、その分ソロの練習に打ち込めた」と振り返る。
演技はI字バランスや上向きスピンなどを織り込み、目線や指先まで意識し表現。ふらつきが少なく技が安定している所などが評価され、自身初のソロ日本一となった。森田あやこ代表は「演技も素晴らしいが、とにかくハートが強い」と評価。本人も「緊張はするけど、より一層燃える」と自己を分析する。
楽しさが原動力
小学校1年生の時に、姉の影響で一輪車を始めた。練習は週6日、3〜6時間汗を流すこともある。「イメージ通りにできた時、表現できた時、またみんなで喜びを分かち合えた時がうれしい」と魅力を語る。「来年は6年生。もっと練習してみんなを引っ張って行けたら。世界大会にも出てみたい」と夢は膨らむ。他にも多くの習い事にも励む大前さんは「どれも楽しくてやっている。将来の夢は看護師」と笑顔で話す。
同チームからほかに、クラスC女子小学6年生の部で3位に無藤真菜さん(横浜市立山田小)が、4位に竹地彩七さん(野川小)が入賞する活躍をみせた。
同チームは区内小学校などで活動。週6日ほど練習を行っている。
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