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マイスター久保田宗孝さん 職人魂注入、特製シャーレ 「ケンゴさんへ感謝」

スポーツ

掲載号:2021年1月8日号

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特製シャーレを手にする久保田さん
特製シャーレを手にする久保田さん

 中村憲剛選手の引退セレモニーでは川崎市市民栄誉賞の贈呈式も行われ、福田紀彦市長から特製シャーレなどが中村選手に手渡された。

 特製シャーレは、川崎区大島のデザイン彫金士でかわさきマイスターの久保田宗孝さん(63)が手掛けた。久保田さんによると、直径約30cmのサイズで皿の中にイルカ、ツツジ、フロンターレのロゴの装飾が施されている。装飾は純銀の打ち出しだ。イルカ部分にはプラチナ製のサッカーボールも添えられ、中村選手の背番号にちなみ、14個のダイヤモンドを散りばめた。サッカーボールは外すとバッジとして使うことができる。

 「記念品を作ってほしい」と市から久保田さんの元に依頼が寄せられたのは11月中旬。当初、誰に贈るとも明かされず困っていたが、福田紀彦市長の意向がシャーレであることが分かり「中村選手に贈るのだな」と察知した。長女涼香さん(20)が小学生の頃、当時通っていた小学校に中村選手が訪問した記憶も思い出した。「サッカー選手として一流のプレーヤーであることはもちろん、子どものための活動にも熱心で人間的にも素晴らしい」というのが久保田さんの中村選手に対する印象だ。ただ、その頃、久保田さんが営む「ジュエリークボタ」は繁忙期でもあった。「ぜひ手掛けてもらいたい」という長男京太さん(27)の後押しもあり、仕事を引き受けた。

 シャーレの歴史を調べると、ドイツのプロサッカーリーグ、ブンデスリーガの優勝者に授与するためにマイスターが手掛けていたことが分かり、縁を感じた。「同じようなものを作りたい。手作りの味を出したい」と職人魂に火が付いた。装飾部分は重厚感を出すため、何層にも分けてロウ付けを施した。徹夜もし約2週間かけて作りあげた。

 完成したシャーレを手に久保田さんは「いい仕事ができた。機会を与えてくれた市や中村選手に感謝したい」と満足そうな表情を見せた。

贈呈式で披露する中村選手と福田市長(右から)
贈呈式で披露する中村選手と福田市長(右から)

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