JAセレサ川崎本店(宮崎)で1月5日、花卉(き)部馬絹支部による巨大生け花制作が行われ、高さ約5mの生け花が完成した。
作品のテーマは「乗り越える」。花卉部馬絹支部支部長の名古屋徹さんによると、馬絹在住の同部員約10人がそれぞれ長い間、手塩にかけて育てた花木を持ち寄り制作。約2時間を費やし、大作を完成させた。
「10年の間に雨や風や雪など色々ある。それを乗り越えた花木の姿を見て気持ちを和ませてもらえたら」。作品は正面玄関に飾られており、3週間程度の展示を予定している。
歴史ある馬絹の花木
今回生けた花は白梅・蝋梅・南天・葉牡丹の4種類。毎年打ち合わせなしで持ち寄り、皆でインスピレーションを固めて作業に入るという。
作品を前に名古屋さんは「部員の思いと花の良さを活かして作るので、これから一つになって頑張ろうという気持ち」とし「歴史も長く昔からの産地で、1年を通してたくさん栽培しているので、皆さんにもたくさん花に親しんでもらえれば」と思いを語った。馬絹地区は江戸時代中期から花の生産地として知られ、毎年、生産者が巨大生け花を制作している。
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