女性の活躍やワーク・ライフ・バランスを積極的に進める中小企業を市が認証する制度「かわさき☆えるぼし」の認証書贈呈式が1月18日、川崎市役所第3庁舎で行われた。贈呈式には33社が出席し、福田紀彦市長から代表2社に認定証が手渡された。
福田紀彦市長は「次の方が続く好事例になる。女性が働きやすく、生産効率性が上がる企業はお客様からも支持される」とたたえた。
宮前区から選出された福吉塗装(株)は1980年設立。住宅やマンションの塗装のほか、建築に使うシール製作なども行う会社だ。従業員20人でそのうち女性社員は5人。女性の活躍が少ないと言われる建築業界で、積極的に雇用を実施。働きやすい環境の整備作りに努めた点が評価された。
同社代表取締役の森大輔さんは認定を受け「女性の活躍に関心が増すなか、認定を受けられよかった。今後の更新でも、認められるようにしたい」とコメント。今後については「チカラのある女性は採用していきたい。気配りなどの点で女性は頼りになるので、施工管理などを任せていきたい」と話した。
同社のえるぼし認定を担当した取締役の森恵理香さんは「ジェンダーギャップがなくなるような働きかけを今後も行っていきたい」とした。
区内からは他に(株)NITTO(西野川)も認定を受けた。両社とも認定は平成30年に続き2回目。
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