2週間の再延長となった1都3県の緊急事態宣言。新型コロナウイルスを拡大させないために、私たちは何をすべきか。市内の約3920人の看護師が入会する(公社)川崎市看護協会の広瀬壽美子会長に話を聞いた。
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――世界的なパンデミックから約1年が経過しました。市内でコロナ患者に従事する看護師の現状を教えてください。
「感染者の減少とともに、一時期に比べて落ち着いています。また、未知のウイルスでしたが、軽症者が多いことや換気など基本的な対策の大切さなど分かったこともあります。だからと言ってあなどることは禁物ですが」
――宣言が21日までに延長されました。ウイルスを封じ込めるために私たち市民ができることを教えてください。
「基本に立ち返り、マスクの着用や手洗い、3密の回避に努めていただきたいです。以前は、商業施設や店舗のアルコール消毒に行列ができていましたが、今は消毒しない方も多いですよね。そういった細かいところの見直しが大切です」
――まもなく花見の時季ですが、気を付けることはありますか。
「花見に宴会はつきものですが、今年もソーシャルディスタンスを保って歩きながら楽しんでください。お酒が入ると、どうしても盛り上がってしまいます」
――最後に市民へメッセージをお願いします。
「看護師への誹謗中傷も減り、今では皆さんからの応援メッセージが励みになっています。看護師への一番の支援は『コロナにかからない』ことです。『かからない』『うつさない』『もらわない』。これを全員で徹底しましょう」
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