宮前区版 掲載号:2021年3月19日号 エリアトップへ

障害者の芸術活動を支え、彼らが地域で普通に暮らせる社会をめざす 田代 流生(りゅうい)さん 有馬在住 39歳

掲載号:2021年3月19日号

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アートで拓く 多様な世界

 ○…地域包括ケアシステム推進講演会『地域で障害者と生きる人たちからのメッセージ』に登壇。障害者をアーティストとして捉える接し方を紹介した。社会福祉法人みのり会生活介護セルプ宮前こばとで、利用者のアート活動を支える。「教室ではなく、約60人のアーティストが世にはばたく手助け」ときっぱり。

 ○…建築家の両親の元に生まれた。家は絵画や彫刻などアートに溢れ、肩車されて美術館に行った思い出が残るなど、芸術は身近なものだった。自然とその道を目指し多摩美術大学へ。卒業後は営業やITなど別の業界も経験。その間もギャラリーを回り、アートと関わっていた。妻も同じ感性を持ち、4歳の息子と暮らす自宅にも、購入した利用者の作品を飾る。

 ○…一度は離れたアートの世界から、再び引き戻してくれたきっかけは、障害者の全国公募展。はみだした消火器の注意書きが、キャンパス上に踊るように自由に描かれており「今まで学んできたことがひっくり返るよう」な衝撃を受けた。地元施設利用者の作品と知り「こういった作品の傍で働きたい」とボランティアとして関わるようになり、今は絵画主幹として携わる。

 ○…利用者の作品を「感情で描くから迫力を感じる」と形容。「その分波がある。もっと良い所を引き出せるように」と、気分が乗らない時は画材や題材を変える提案をするなど、絵画講師らと試行錯誤の毎日だ。コロナの影響で発表の場が限られていたが、今はまた段々と増加傾向に。「うれしい限り。好きなことで稼げるようになれば」と夢は膨らむ。「誰もが大小の障害は抱えているから何も変わらないはず。存在を知ってもらって、地域で普通に暮らせる社会になれば」

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