「認知症カフェ」オンラインで 社会
グリーンハイツなど 県が支援
4月16日号
来年度、最高学年として創立50周年を迎える富士見台小学校(白石久美子校長)の5年生児童162人が、地域を学び直す企画を行っている。年明けから「商店」「公園」「交通」など、クラスごとにテーマを決め、地域を笑顔にする活動に取り組んだ。
この地域応援プロジェクトは「校内を笑顔に」を掲げてコロナ下に実施された、富士見台プロジェクトから派生した企画。活動の担い手は来年度、最高学年となる5年生だ。「地域を笑顔に」と対象エリアを拡大して、冬休みの宿題に盛り込み、年明けから活動を開始した。
企画を担当した藤田啓介教諭は「地域を知らない子どもたちが多かった。学校創立50周年の際には、児童を代表して地域の方々と関わりながら、周年行事を成功させてほしいと思った」ときっかけを話す。
活動テーマは5クラスごとに決定。1組は「お店を応援」と題して休日に近隣の店を訪問。お勧め商品をポスターにして店頭などに貼った。3組は通学区域の危険箇所を調査し、安全マップや横断旗を制作した。その他の組では、ガーデニング団体の手伝いや紹介、神社や役所など、場所や人に焦点を当てたポスター作りなどを行った。
横断歩道を担当した齋藤拓(ひらく)くん、岡田剛太くん、鶴岡直樹くんは「運転者や歩行者が事故にあわないでほしい」「街の人が笑顔で安全に過ごしてほしい」と同意。学年主任の宮崎誠教諭は「地域に目を向けた取り組みにより、自分たちの住む町に関心を持つ子が増えた」と成果を話す。記念式典は11月に開催予定。
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4月16日号
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