鷺沼駅前地区再開発事業の機会を捉え川崎市が進めている、宮前区全体のまちづくりに向けた取り組み『宮前区のミライづくりプロジェクト』。市民により知ってもらおうと、3月に区内で説明会が開催された。
有馬・野川生涯学習支援施設アリーノ、市民館、向丘出張所の3カ所で4日にわたり行われ、約220人が来場した。新しい市民館・図書館づくりに向けた検討状況や鷺沼駅前地区再開発事業の概要などについてをパネルにし掲示し、資料を配布。市職員が来場者の質問や意見に応えた。
市担当者は「地域性もあったが、移転後の区役所の活用法や再開発への意見、向丘出張所の機能についてなど幅広い声をいただいた」と話す。また「再開発への期待の声に応え、良いものにしていきたい。また移転して終わりでなく市民と今後について考えていく」としている。
なお説明パネルは、説明会を開催した3会場と鷺沼行政サービスコーナーで4月30日まで展示している。
区民の声吸い上げ
市は、これらの取り組みを伝えようと、プロジェクトニュース第2号を発行した。
現在行われている鷺沼駅前再開発の検証状況とスケジュールや、よくある質問もQ&A方式で掲載。再開発事業推進にあたりフレル鷺沼は撤去されるが、工事期間中は生活利便機能の継続について検討していくことなどを伝えている。
また昨年に引き続き、市ウェブサイト上に同プロジェクトに対する『ネット質問フォーム』を設置。年代と居住エリアを入力し、匿名で質問できる。質問は必要に応じて要約し、市の見解と合わせて市ウェブサイト上で公表。個別回答はしない。4月30日まで。
問い合わせは区企画課【電話】044・856・3119へ。
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