川崎市健康安全研究所で今月3日から16日に実施された新型コロナ変異株のスクリーニング検査で、約7割から感染力の強い「N501Y」が検出された。市健康福祉局は「変異株でも対策は変わらないので手指消毒などを徹底してほしい」と呼びかける。
5月10日から16日は、83件の検査を行い55件から検出。検出率は66・3%だった。前週の3日から9日は73件のうち54件で、74%だった。
市内で初めて変異株の感染が確認されたのは今年3月。変異株はウイルス表面の一部が変異し、感染力やワクチンの効果に影響を及ぼすもの。N501Yは感染力が従来の5〜7割増加すると推定されており、現在の流行の主流となっている。
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