市政報告Vol.35 向丘出張所の機能強化に向け 川崎市議会議員 矢沢たかお
市議会第2回定例会の本会議で一般質問に立ちました。今回はその中から、前回に引き続き「向丘出張所の機能強化に向けた取組」についてご報告いたします。
宮前区内では「鷺沼駅周辺再編整備に伴う公共機能に関する基本方針」が策定されて以降、「向丘出張所の機能のあり方」についての検討が進んでいます。行政主体でのニーズ把握に向けた取組が進んできた一方で、地域の自発的な議論も行われていました。
本年3月には向丘地区連合自治会から『向丘出張所の機能のあり方に関する提言』が福田市長宛に提出されました。内容は「未来志向」で、どうしたら向丘地区がより良くなるのか? という視点でまとめられています。こうした一連の取組を進めてきたことを受け、地域からどういった機能が求められていると認識しているのか、市長に質問しました。市長は「人や活動をつなぐ交流機能や、デジタル化をいかした相談手続き機能などが求められている。提言は真摯な思いと希望が詰まっているものと受け止めている」と答弁。
さまざまな要望がある中、「建て替え」に関しても質問しました。向丘出張所は築43年が経過していますが、市長は目標耐用年数を60年以上とする「かわさき資産マネジメントカルテ」の観点を踏まえ、「現在の建物のさらなる活用を促進するとともに、宮前区のミライづくりプロジェクトの一つとして、中長期的な展望を見据えながら取り組んで参りたい」と答弁しました。
今年度策定する「向丘出張所の活用に関する方針」では、行政手続きの機能拡充等を含め、中長期的な建て替えの位置付け、有効活用の観点からリノベーション等ハード面での投資も求めてまいります。
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3月22日
3月15日