児童や生徒らの現地観戦を巡り、各自治体で対応が分かれる東京五輪・パラリンピックの「学校連携観戦プログラム」。川崎市では一部チケットのキャンセルはあったが、4校が参加する予定だ。神奈川県教育委員会が6月23日に県内の状況を発表した。
川崎市では市内の中学・高校の部活単位に希望者を募り、2月の時点では中・高合わせて9校420枚のチケット申し込みがあった。しかし、各校からキャンセルが相次ぎ、最終的に中学校3校、高校1校の180枚となった。
市には7月22日のサッカー(横浜国際総合競技場)と8月1日の野球(横浜スタジアム)のチケットが提供される。当日は、10人程度の集団で移動するという。市教委担当者は「小集団で感染症対策を講じてもらえるならば、中止にはしないと判断した」と話した。
県内は9市町村
同プログラムは、子どもたちに競技を生観戦してもらおうと、組織委員会から低価格でチケットが提供される事業。県教委によると、参加状況は2月時点で25市町村だったが、9市町村に減少。県全体では261校から3万4933枚の申し込みがあった。
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