かわさき市民放送(FM79・1MHz)の社長に先月就任した大西絵満氏(39)が7月7日、出向元の(株)ディー・エヌ・エー南場智子会長、岡村信悟社長と、福田紀彦川崎市長を表敬訪問した。
社長就任を受け大西氏は「地域に根付いているコンテンツ。多くの人を巻き込み、地元リスナーにより受け入れてもらえるよう取り組んでいく」と抱負を語った。
福田市長は、市民の声を聞く『市長の手紙』で公園にバスケットコート設置を望む子どもが増えていることに言及。「スポーツを通し、市に、世代を広げた一体感が出てきている。企業のノウハウを生かしラジオ番組も充実してもらえたら」と同社のスポーツ事業を評価し、期待を寄せた。
南場会長は「街の盛り上げに全力を尽くしたい。市民の生活、安全、安心を届けるラジオの役割を果たすため、まずはエンタメで注目されるメディアを目指す」と強調。今後の展望について大西氏は、「(バスケットボール男子Bリーグ1部の)川崎ブレイブサンダースの生中継をはじめ、地域スポーツとも接点を持ち発信していきたい。ラジオとSNSの融合なども検討し、社会課題の解決にもつなげることが使命」と語った。
かわさきFMは、1996年7月に神奈川県で6番目に開局した民間放送局で、今年で25周年。地域情報や音楽などを、24時間放送している。
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