川崎市は、21大都市(政令指定都市と東京都区部)の基礎的な統計を比較し、ランキング形式でまとめた冊子「カワサキをカイセキ!」(令和元年版)をこのほど発行。地域の物価水準を数値化した指数(消費者物価地域差指数)が全国平均以上だったことが明らかになった。
冊子では人口や土地、工業などのデータを11項目に分類し、川崎市の特徴について解説。物価・家計・労働の分野では、消費者物価地域差指数が東京に次いで高く、全国平均100に対し、105・2だった。勤労者世帯(2人以上の世帯)1世帯あたり年平均1カ月の支出割合の費目別順位をみると、外食、家賃地代が2番目に高く、交際費は最も高かった。
ごみ収集量が最少
生活の分野では、作業対象世帯あたりのごみ収集量が最も少なく、0・55トンだった。30年間で半分以上が削減されており、3年連続で最も少なくなっている。
冊子は統計情報課、各区役所などで配布。市のウェブサイトからも閲覧できる。
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