神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
宮前区版 公開:2021年7月30日 エリアトップへ

【Web限定記事】川葬協 ろうそくで障害者支援 茨城・取手市と協定

社会

公開:2021年7月30日

  • X
  • LINE
  • hatena
26日、取手市で行われた贈呈式=組合提供
26日、取手市で行われた贈呈式=組合提供

 市内の葬儀社らが加盟する川崎葬祭具協同組合(齋藤隆理事長)は7月26日、茨城県取手市の障害者福祉施設へ使用済みのろうそく184キロを寄贈した。

 取手市では障害者就労支援の一環として、使用済みろうそくを材料とした「着火剤」を手作業で製造、商品化している。しかし、高需要に見合う分のろうそくが確保できず生産が制限されており、それを知った齋藤理事長が協力を決めた。寄贈されたろうそくは、施設が1年かけて集める量に相当するという。

 取手市で行われた贈呈式には同組合顧問の橋本勝川崎市議会議長や藤井信吾取手市長らも出席。齋藤理事長は「通常、葬儀で使用されたろうそくは廃棄されるもの。それが障害者支援になり、SDGsや循環型社会の取り組みに寄与できるなら」と話し、今後も無償提供する協定を取手市と結んだ。橋本議長は「施設で作った商品を地元市民が購入する一連の流れは、川崎市も見習う必要がある」とコメント。

 同組合は翌27日、関係業者から広くろうそくを募ろうと、川崎市の火葬場に回収ボックスを設置する要望書を市に提出。安定的な供給や新たな需要にも対応していきたい考えだ。

贈呈式に出席した橋本議長(左)と藤井取手市長=組合提供
贈呈式に出席した橋本議長(左)と藤井取手市長=組合提供
組合情報はこちら
組合情報はこちら

宮前区版のローカルニュース最新6

区役所に献血バス

区役所に献血バス

2つのRC合同 5月8日

4月23日

愛犬と公園で楽しもう

愛犬と公園で楽しもう

5月8日 東高根で

4月22日

活動の成果を披露

活動の成果を披露

6月2日、菅生分館拠点の団体

4月20日

消しては描かれ

トンネル落書き

消しては描かれ

馬絹町内会有志ら落胆

4月19日

若者文化推進など追加

ふるさと納税の活用事業 川崎市

若者文化推進など追加

4月19日

外国人人権考えるシンポ

オンライン参加も可

外国人人権考えるシンポ

4月27日 川崎区東田町で

4月19日

永代供養・合祀墓は4万円から

納骨にお困りの方「眞宗寺」の永代供養墓は後々の費用なし、生前申込・改葬代行

044-965-0965

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月19日0:00更新

  • 4月5日0:00更新

  • 3月22日0:00更新

宮前区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

宮前区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月25日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook