来週から始まる「防災週間」に合わせ、本紙は杉山哲男宮前消防署長と杉田正文宮前消防団長にインタビューを実施。区内防災活動の現状と、防災に取り組む上で意識すべきことなどを聞いた。
--宮前区の防災活動の現状はいかがですか。
杉山署長「宮前区総合防災訓練では従来の実践的な方法に代わり、手法の提案を目的とした展示型訓練を行いました。自主防災等の指導実施については、感染対策を徹底し新たな形で地域の皆さんへ情報提供できるように努めていきたいと思います」
--防災、減災について大切にすべきことは何ですか。
杉田団長「平時から対策しておくことです。有事の際の避難場所など、必要な情報を事前に知っていれば、冷静に落ち着いて行動できます」
杉山署長「防災対策の基本である自助の取り組み、ご家庭での備えを確認して頂きたい。そして有事の際は速やかに避難することが重要です」
--防災についての情報はどこで得ることができますか。
杉山署長「川崎市防災ポータルサイトをご覧いただくと防災マップ、避難情報など防災情報の発信を行っています。また、ハザードマップ等は区役所にも配架していますのでご活用ください」
--区民へのメッセージをお願いします。
杉田団長「防災は知っておくことが大切です。防災訓練や事前に調べ、知ることが防災につながるので意識してほしいと思います」
杉山署長「過去の大規模災害での教訓として『想定外』という言葉が残ります。想定外の時はパニックになりがちですが、冷静に落ち着いて行動してほしい。消防署と消防団は自主防災訓練等を通じて、地域の防災力向上と安心・安全に取り組んでまいります」
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