川崎市議会は9月15日、議員研修会を市役所第2庁舎で開催した。
一橋大学大学院法学研究科の辻琢也教授が登壇し、「川崎市における都市経営の過去・現在・未来と特別自治市制度」をテーマに講演。市域内で、県の機能を政令市があわせ持つ「特別自治市」について、川崎市や神奈川県の現状などを交えながら解説した。
辻教授は、特別自治市制度は二重行政の廃止により県との調整業務などがなくなることで、時間や人件費などの予算の削減につながると説明。国と直接やり取りができる機会も増え、「遅いお役所仕事」の改善につながるという。新型コロナ対応や少子高齢化、危機管理について、現状の市の課題や特別自治市制度におけるメリットなどを伝えた。
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