宮前区地域みまもり支援センターは、地域支援の一環として実施している講師派遣事業に「体操による健康づくり」を追加。新テーマでの講座が1日、平いこいの家で行われた。
初の講座を受講したのは、同所を中心に体操やレクリエーションを行うグループ「ゆったり体操学ちゃん」(赤池トミ代表)に所属する9人。市内で高齢者健康増進事業を行うNPO法人ファンズアスリートクラブの井上秀憲理事長らが講師となり、坂道を歩くために必要な筋力アップの体操を参加者にレクチャーした。
赤池さんは「とても為になる体操でした。今後の活動に役立てたい」と感想を述べた。同課の担当者は「講師からのお話を聞いて、知識や元気をもらった参加者から支え合いの輪が広がったらうれしい」と話した。
同センター地域ケア推進課は、コロナ禍で地域活動が制限される中でも公園での体操は継続されている点に着目し、今年7月から同テーマの募集を開始していた。区では2018年度から、勉強会やカフェ・サロンなどの地域主体の活動団体を対象に事業を実施。「在宅での薬の管理方法」や「父と子どもでの外出ワークショップ」など、8つのテーマの中から団体が希望した内容に沿った講師を派遣している。地域包括ケアシステムの活動として事業開始以来、約30件の利用があるという。
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