市長から賞状を受け取る町田選手（右）と宮澤選手
かわさきスポーツパートナーのバスケットボール女子Ｗリーグ富士通レッドウェーブに所属する町田瑠唯、宮澤夕貴、オコエ桃仁花の３選手が10月７日、川崎市スポーツ特別賞を受賞した。市は、東京五輪で日本バスケ界初のメダルとなる銀メダル獲得の快挙を称えた。
当日市役所で行われた贈呈式には、町田・宮澤両選手が出席。福田紀彦市長は「３選手の活躍に勇気をもらった。市民の誇り」とねぎらい、賞状を手渡した。町田選手は「賞に恥じぬよう努力を続けたい」と話し、宮澤選手は「次の五輪は金メダルを獲る気持ちでリーグ戦に臨みたい」と決意を示した。都合により欠席したオコエ選手はビデオメッセージで、「五輪の経験を生かしリーグ戦と川崎市を盛り上げたい」とコメント。宮澤選手からメダルを手渡された市長は、両手で受け止め重みを確かめていた。
富士通と市が共催する教室で児童らにバスケの魅力を伝えてきた町田選手は、「何より大切なのはプレーを楽しむこと。夢に向かって努力を続けることは必ず自分の糧になる」と子どもたちにメッセージを送った。
Ｗリーグはあす16日にシーズン開幕。富士通は22日に東京羽田ヴィッキーズとの初戦に臨む。
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