宮崎在住の画家、田原田鶴子さん(65)=人物風土記で紹介=が17日から21日までの5日間、溝の口にあるシェアオフィス「nokutica」で、個展を開いた。
個展のテーマは「氷と後光」。大正期の東北本線、真冬の夜行列車を舞台とした賢治の習作を油絵で表現した作品など約30点を展示。3週間以上かけて作られた絵画も飾られた。期間中は約130人が訪れ、来場者からは「雪景色なのに暖かさを感じる」と感想。田原さんは「今後も自分なりに賢治を表現したい」と思いを口にした。
田原さんはこれまでに、大手出版社発行の『銀河鉄道の夜』や『風の又三郎』など宮沢賢治童話絵本の表紙を手掛け、全国各地で個展を開催している。
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