神木本町在住の門田遙人さん(7)が、昨年11月に行われた実用英語技能検定(英検)の準2級に合格した。「高校中級程度」とされる問題に挑戦し、見事に試験を乗り越えた。
遙人さんは1歳になる前から海外有名アニメを英語で見ることに興味を持ち始めた。外資系企業に勤める両親の影響もあり、2歳から4年間インターナショナルスクールに通学。現在は南原小学校(高津区)に通いながら、家庭と英語塾で英語に親しむ毎日だという。「難しい問題もあったけど、合格できてうれしかった」と笑顔。
「日頃から英語に触れる環境作りに取り組んでいる」と母の響子さん。幼いころから毎日30分の読書時間を課して、英語に親しむ心を養った。遙人さんも読書を楽しみ、年間300冊から400冊の英語の本を読破。高津図書館で貸し出している英語の本はほとんど読み切ってしまい、現在は宮前図書館の本を多読しているという。習い事の剣道道場で年数回行われる海外選手とのオンライン交流にも参加し、現地の人と会話する経験も与えた。「将来の選択肢が増えるようにと思って環境づくりを始めた。息子の頑張りがうれしい」。
英検準2級の試験は一次で英作文やリスニング試験を行い、二次では面接で会話能力や発音などが試される。英検の担当者は「7歳で合格は珍しい。相当頑張ったのだと思う」と話す。
将来は「英語の先生になりたい」と話す遙人さん。響子さんは「英語を活用し、海外の知識や考え方を学んでもらえれば」と期待を寄せた。
宮前区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>