「日本と川崎の現状と未来を語り合う各界懇談会」が4月14日、中原市民館で行われ、参議院議員で共産党副委員長の田村智子氏が講演した。
会場には、同党の県会議員や市会議員、地元関係者らが出席。田村氏はロシアのウクライナ侵攻について、「国と国の戦いではなく、国連憲章と国際人道法を踏みにじり戦争する無法者を、平和の国際秩序の下に集う国々や市民社会が包囲できるかだ」と強調。侵略戦争や覇権主義はどの国も認められない党の立場を訴えた。
また、「歴史上、急に始まった戦争はない」とし、もめ事や紛争の段階で解決できなかったのは国際社会の反省すべき点と指摘。ASEAN(東南アジア諸国連合)のような、多国間で常時話し合える枠組みが必要であると説き、敵基地攻撃能力や核兵器の共有論は「恐ろしい議論だ」と一蹴した。
日本経済については、「国民の購買力が奪われてしまい経済成長するはずがない」とする一方、省エネや再エネなどの「成長が期待できるグリーン投資は必要」と述べた。
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