みやまえ子育てフェスタ2022の実行委員長に就任した 鈴木 彩花さん 宮崎在住 30歳
ママ目線でまちづくり
○…乳幼児を持つ親への情報発信と子育てに関わる地域団体との交流の場として、毎年10月に開催される「子育てフェスタ」。数十人のメンバーをけん引する大役に名乗りを上げた。この2年はコロナ禍で思うように活動できなかったが、21回目を迎える今年は、会場となる宮前市民館がフル活用できる見込みだ。1歳と3歳の母親でもある。「ママとして今しかできないことをやりたかった。先輩のサポートがあるので気負いはない」と思いを語る。
○…東京都出身。大学では行政学を専攻。食を通じたまちづくりを研究しようと、インターンとして両親の故郷である石川県で長期休暇を過ごした。新潟県では柿や米農家の手伝いも経験。「当時お世話になった方には結婚式に出席してもらった。人と人とのつながりの大切さを学んだ学生時代だった」
○…食品卸企業に就職し、結婚を機に夫の地元である宮前区へ。「自分の居場所を見つけるまでが大変だった」と振り返る。原点というべき「まちづくり」の一翼を担おうと、4年前から実行委員に名を連ねる。「子フェスタの活動を通じて人の優しさを知った。夫は大学祭の実行委員仲間なので、私の活動にも理解があると思う」とほほ笑む。
○…趣味は料理。独身のころはインドやベトナム、ペルーなど多くの国を訪れ、帰国しては現地で覚えた料理をふるまった。今は親子で参加できるパン教室に通いつつ、7月のギャラリー展示に向け、仲間たちとアイデアを出し合う日々を満喫する。「やはり対面での会議の方が良い企画が思い浮かぶ。住んでいる場所でまちづくりに携わるのは初めて。育児休暇が終わっても、子フェスタに携わっていきたい」と目を輝かせた。
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4月19日
4月12日