町会応援補助金
初年度の申請率53.9% 経済
市、事例示し利用促進へ
6月24日号
宮前フィルハーモニー交響楽団は7月3日(日)、宮前市民館大ホールで第50回定期演奏会を開催する。同団は31年前の結成以来、「かわさき市民第九コンサート」の演奏など幅広く活動。節目となる今回は「挑戦」をテーマに3曲を初披露する。土肥実久代表(57)は「音楽文化を根付かせる一翼を担っていきたい」と思いを語る。
「ヨーロッパでは、どこの街でもアマチュアオーケストラを楽しんでいる」。同団はウィーン留学で感銘を受けた指揮者・守谷弘さんの呼びかけで、1991年に区民ら14人で結成。土肥代表は、学生時代の経験を買われ第1回定期演奏会の実行委員長に抜擢された。「前例がないので手探りでの開催だった。宮前市民館に定員を上回る1200人が集まって、立ち見の人もいた」と当時を振り返る。
年2回の定期演奏会に加え、かわさき市民第九コンサートや子どものための無料コンサート「音楽のおもちゃ箱」、那須町での水害復興支援チャリティーコンサートなどを成功させ、今では市内の「老舗4大アマチュアオーケストラ」の一つとして知られるようになった。
20〜60代の区民らは、毎週日曜日に市民館などで練習に励んでいる。演奏会のプログラムは全ての団員から希望曲を募り、パートリーダーを中心に決定するという。50回目の節目となる今回は「挑戦」をテーマに、メンデルスゾーンの交響曲第5番『宗教改革』、モーツァルトの歌劇『劇場支配人』序曲、ドヴォルザークの交響曲第6番を演奏。いずれも初のお披露目となる「難曲」だ。「たとえ初めて聞いたとしても、心地よい楽曲です」
結成から31年が経ち、団員は約70人に。土肥代表は「第1回演奏会で指揮者デビューした高校生団員がプロとなり、一昨年の特別演奏会で指揮してもらった」と感慨深げ。「管弦楽団を文化として根付かせていきたい」と抱負を述べた。
読者プレゼント
開演は午後2時(1時15分開場)。入場料は全席自由1000円。70歳以上の人は無料。ただし、6月24日(金)までに事務局【電話】044・870・7187への申し込みが必要となる。
さらに、同団から読者5組10人に招待券をプレゼント。希望者はハガキかメールで〒住所、氏名、年齢、本紙感想を明記し、〒211-0042中原区下新城3の14の7タウンニュース社「宮前フィル読プレ係」へ郵送か【メール】miyamae@townnews.co.jpへ送信を。5月31日(火)必着。発表は発送を以て。
|
|
|
参院選神奈川立候補予定者アンケ神奈川県選挙区の立候補予定者にアンケートを実施。回答を政治の村サイトで公開中 https://seijinomura.townnews.co.jp/election/2022/sangiin-q.html |
<PR>
2022年6月17日号
6月24日号