宮前交通安全協会の会長に5月27日付けで就任した 鮫島 隆さん 土橋在住 62歳
交通安全で笑顔の花を
○...先々代会長の時から8年にわたり、副会長を務めてきた。交通安全協会に入会したのは24年前。歴は長いが、「私より若い人は片手で収まってしまう」と組織の高齢化を危惧する。これまでのサポート役から顔役となり「先輩方の積み上げてきたものを引き継ぎつつ、新しい風を入れていきたい」
○...土橋に約400年続く名家。田園都市線が開通したのは小学校入学の時。急激に移り変わる宮前区を見守ってきた。物づくりが好きで、おもちゃは自分で作ったという子ども時代。高専から大手AV機器メーカーに就職し、30歳で就農。代々の土地を保育園に提供し、今年4月に開園した。野菜を育てる約20アールの畑の一部では、園の子どもたちが芋掘りなどで土と戯れる。「幼児期教育が重要。待機児童問題もある。地域に喜ばれるものになれば」
○...カメラやスキーなど、色々な趣味を持つが、一番長く続いているのは献血。学生時代から始めて46年で200回以上続ける。「献血できるのは健康で幸せな証拠。誰かのためにもなるしね」とにこり。副会長を降りた自治会活動も、地域のためにと協力を惜しまない。「昔からの人と新しく根を下ろしてくれた人がいバランスで仲良くできるといい」
○...協会の新たな取り組みにも着手する。京都府警から始まった、交通安全をひまわりを植えて啓発するプロジェクトに参加しようと、種を苗にして区内で配布するつもりだ。「来年、種が増えたら子どもに配布して、大人に訴えてもらうのもいい」とアイデアを語る。「わき見運転などの事故が後を絶たない。ひまわりを見て、少しでも交通安全を意識してほしい。地道に交通安全の意識を広げていきたい」と抱負を述べる。
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4月19日
4月12日