宮前区や区社会福祉協議会の後援を受け、『生活支援センターきまっしー』(社会福祉法人みのり会運営)が行っている『しょうがい者サポーター事業』が、開始から5年が経った。初年度は187人がサポーター登録したが、コロナ禍の2年間は思い通りの活動ができず、「多くの人にいかに知ってもらうかが課題」と担当者は話している。
同事業は、障害者との接点のない人に理解を深めてもらい、支援につなげようというもの。地域の障害者が困っている時に、必要な手伝いや支援、見守りをしてもらう。専門知識や技術は必要なく、障害者を見守るうえで知っておいた方が良いことや、声をかける際のポイントなどを教える、きまっしーが開催する講座を受講することでサポーター認定される。
この5年間で、新任民生委員の「勉強のため」や、小中学校や日本赤十字から声がかかり、出張講座を行ったこともあり、合計262人が登録した(3月末時点)。しかしコロナの影響で外出機会が激減。講座は開いたが参加者も減少した。担当者は「以前よりも障害者を見守る目は温かくなっていると感じる。コロナを機会に、制度を広げるためにどう展開していくかを考えなくては」と今後の活動を模索している。
サポーターに認定されるとオリジナルのキーホルダーが進呈され、協力施設や店舗は、同デザインのステッカーを掲出している。
3月末時点での宮前福祉事務所管内の身体障害者手帳所持者は5581人と市内で一番多い。
Zoom開催
今年度初の養成講座が6月25日(土)、午後1時30分から3時にZoomで開催される。オンラインに対応できない場合は、きまっしー(馬絹6丁目10番33号 まじわーる宮前内)で対面対応可。事前申し込み制、無料。
申し込み・問い合わせはきまっしー【電話】044・855・1011(平日午前9時〜午後5時)。
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