神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
宮前区版 公開:2022年6月24日 エリアトップへ

県内市町村アンケート 女性議員割合23・3% 川崎25%、3政令市でトップ

政治

公開:2022年6月24日

  • X
  • LINE
  • hatena

 男女共同参画週間(6月23日〜29日)を前に、タウンニュース社では神奈川県内33市町村議会にアンケート調査を実施した。各議会の女性議員の割合、出産・育児に関する制度、旧姓使用の可否などを聞いた。調査は4月19日から5月13日に実施し、全市町村の議会事務局から回答があった。

最高は大磯町50%

 調査の結果、県内市町村議会における女性議員(性別は議会事務局への届け出による)は議員定数771人中180人、女性議員比率は23・3%だった。

 総務省の「地方公共団体の議会の議員及び長の所属党派別人員調」の最新調査(2021年)によると、全国の市区町村議会の女性議員の割合は15・4%で、単純比較はできないものの県内市町村議会の値は、全国より7・9ポイント高くなっている。

 県内自治体の議会で女性議員比率が最も高かったのは大磯町で50・0%。2003年の選挙で初めて女性議員が50%になり(定数18中9人)、以降4回の改選があったが、いずれも女性議員割合が50%以上となっている。

 海老名市、葉山町など8市町が30%以上。最も低いのが横須賀市と真鶴町の10・0%だった。

 川崎市は、議員定数60のうち女性議員は15人で25・0%。県内のほかの政令市と比較すると、横浜市は19・8%、相模原市は21・7%で、川崎市は2市より高いポイントとなった。

「育児は欠席事由」多数

 県内すべての市町村議会が、「出産」による議会の欠席を認めている。労基法で定める「産休制度」による休暇ではなく、議会を欠席する事由として認めている扱いだ。育児期間についても「欠席事由として認めている」との答えが多数を占めた。

 川崎市では21年6月の市議会会議規則の改正で、出産により欠席を届け出ることができる日数を産前8週、産後8週と明確化。看護や介護とあわせ、育児を欠席事由とすることを規定した。出産、育児を理由とする欠席はこれまでにない。

「旧姓使用可」10議会に

 婚姻等により戸籍上の苗字が変わった場合の、議会での「旧姓使用」について「可」は10議会、「不可」は6議会だった。「その他」とした回答では、過去に事例が無い、希望があればその都度協議、明文化された規定がなく議会又は議長の判断―などがあった。川崎市は、通称名等の使用は協議の上で決定。過去に旧姓の使用例がある。

宮前区版のローカルニュース最新6

10月5日に開催へ

第83回多摩川花火大会

10月5日に開催へ

4月19日

アート体験 視覚障害者に

岡本太郎美術館

アート体験 視覚障害者に

CF初挑戦、支援呼び掛け

4月19日

ツツジ寺色づきはじめ

ツツジ寺色づきはじめ

20日前後に満開予想

4月19日

消しては描かれ

トンネル落書き

消しては描かれ

馬絹町内会有志ら落胆

4月19日

若者文化推進など追加

ふるさと納税の活用事業 川崎市

若者文化推進など追加

4月19日

外国人人権考えるシンポ

オンライン参加も可

外国人人権考えるシンポ

4月27日 川崎区東田町で

4月19日

永代供養・合祀墓は4万円から

納骨にお困りの方「眞宗寺」の永代供養墓は後々の費用なし、生前申込・改葬代行

044-965-0965

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月19日0:00更新

  • 4月5日0:00更新

  • 3月22日0:00更新

宮前区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

宮前区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月19日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook