地域の消防防災力の充実強化を推進しようと、宮前消防団(杉田正文団長)は先月、JAセレサ川崎(梶稔組合長)と連携してポスターを制作した。6月30日には本店を訪れ、ポスターの完成を報告した。
今回の連携は、同団が消防団協力事業所であるJA側に協力を依頼して実現した。ポスターには「あなたの会社が!消防団の力になる!」と明記し、消防団の活動に積極的に協力する事業所をPR。同JAが運営する大型農産物直売所セレサモスのキャラクター「モスぴー」と市消防局のキャラクター「太助」が、それぞれ纏(まとい)とネギを持ち換えてデザインされた。
ポスターは100部を制作し、消防団協力事業所などで掲示される予定となっている。杉田団長は「ご協力は大変ありがたい。事業所の拡大の一歩につながれば」と感謝の意を示し、梶組合長は「消防団は地域に頼られる存在。我々と通じるものがあるので協力は惜しまない」と応じた。
宮前区内の2022年の火災件数は6月30日時点で24件。要因は「たばこ」と「こんろ」が4件ずつで、「電気配線」2件が続く。宮前消防署は「(死亡火災の多くを占める)高齢者の生活実態を踏まえた対策をしていきたい」としている。
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