宮前交通安全協会（鮫島会長）と宮前警察署（森一太署長）が６月28日、クリエイトＳＤ宮前区役所前店で、交通安全啓発イベントを行った。
当日は、兼業農家の鮫島会長が発芽させたヒマワリの苗50株を、交通安全を呼びかける資料とともに、署員や二俣川運転免許センター職員らと声掛けしながら配布した。
あかりちゃん（３）ひまりちゃん（１）と買い物に来ていた古松ひとみさん＝写真＝はひまわりの絆プロジェクトに触れ「私の子と歳が近い。未来あるこどもを守るため、交通安全に努めたい」と話した。
同プロジェクトは、交通事故で２０１１年に亡くなった４歳児（当時）の遺族から、生前児童が大切に育てていたヒマワリの種を京都署員が引継ぎ、そのヒマワリを育てて開花させ命の大切さを学び、被害者支援への理解を深めることを目的に実施している。15年には同府内各地に広がり、翌年には全国に広がった。
森署長は「黄色は子どもの安全カラー。子どもを守るべく、ドライバーも歩行者も、みんなで交通安全を意識してほしい」と訴え、鮫島会長は「この種から、来年はもっと増やしていければ」と先を見据えた。
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