有馬中学校で9月14日、宮前区役所と区交通安全対策協議会による交通安全教室が行われた。
冒頭、同協議会の持田和夫会長が「皆さんが何気なく行っていることが、どれだけ危険で事故につながるかを考えながら見てほしい」とあいさつし、南昭子区長は「全国的に自転車の交通マナーが問題となっている。本日の体験を日常生活での交通安全を考えるきっかけにしてほしい」と呼びかけた。野島隆行校長は、小さな頃の事故の記憶を伝え、「周囲に心配をかけた。しっかり聞いて生活に生かして」と話した。
教室は生徒が恐怖を直視することで、事故を未然に防ぐ教育手法「スケアードストレート」を採用。スタントマンが中学生に身近な、自転車で起こりうる傘さし運転や歩道走行、ながらスマホによる交通事故を再現。車と衝突する際には生徒から悲鳴が上がった。
内輪差を体験した代表生徒は「思った以上に近かった。気を付けないと」と感想を語った。最後にスタントマンらは「見て感じたことを胸に安全に努めてほしい。自分だけでなく周囲を守るためにもルールを守って」と呼びかけた。
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